- ホワイト企業ってどうやって見極めればいいの?
- そもそもホワイト企業の条件ってなんだろう?
- ホワイト企業を選ぶときの注意点ってなんだろう?
こんなお悩みにお答えします。
現在、転職が当たり前になり始めていますが、一方で転職先が「こんな会社だとは思わなかった…」と希望と違った声も多いですよね。
そんな解決方法は以下の通り。
- ホワイト企業の定義は自分の考え方で決まる
- 求人票・労働条件通知書を確認する
- 口コミサイトで労働環境を把握する
本記事では1年で2度転職し、超ホワイトなWEB系企業に転職した僕が解説していきます。
そもそもホワイト企業の定義とは
結論、ホワイト企業の条件みたいなものはないかなと思っています。
ホワイト企業は自分の考え方次第
ぼくはホワイト企業=たまたま価値観の合う会社かなって思います。
ぶっちゃけ条件面で100%合う会社なんて存在しません。またあなたの希望条件は働き出したらどんどん変わりますし、価値観も変わってくるはず。なので転職時のあなたの価値観が合う会社を見つけるべきかなと思います。
転職の軸を決めておくこと
あなたの今の価値観は何なのか。それが分かっていないと自分に合わない会社で働くことになります。なので自己分析はきっちりとしておきましょ。以下の記事で転職のための自己分析について解説してますので参考にどうぞ。
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参考【10分で変わる】転職成功する自己分析のコツ3点を紹介【できない人はいません】
続きを見る
補足:ホワイト企業の認定基準はあるらしいです
ホワイト財団というところが、「家族に入社を勧めたい次世代に残していきたい企業」を基準にビジネスモデル/生産性、ワーク・ライフバランスなどの指標で認定基準が存在するようです。
本記事では解説しませんが、もう少し詳しく知りたい方はホワイト財団の公式サイトからご確認ください。
ホワイト企業の見極め方3選
ホワイト企業について書きましたが、もちろん就労条件などが劣悪、要は世間の言うブラック企業は存在しますよね。なのでそのチェック方法などまとめました。
方法は以下の通り。
- 求人票を確認する
- 口コミを確認する
- 労働条件通知書を確認する
一つずつ解説していきます。
求人票を確認する
確認するのは以下の項目。
- 年間休日:116日以下、完全週休二日制以外
- 収入:基本給が少なく、色んな手当てがついている場合
- 残業時間:40時間越え
- 離職率:3年間で15%以上、もしくは1年で25%以上
- 有給取得率:10%以下
- 平均年齢:20代
- 福利厚生:交通費や経費などが自費
- 紹介文:アットホームな職場、やる気あればできる的な気持ち的な部分ばかり書いている
こんな感じ。
一つ一つ解説していきますが、かなり長いので読むのきついなら次に進んでください。>"ホワイト企業探しの注意点"に進む
年間休日
完全週休二日制の場合は126日前後です。
注意すべき記述は以下の通り。
- 土日休み(※祝日出勤)
- 週休二日制(※1ヶ月に1回は土日休み)
年間休日は体を休めるために日数多い方が良いので、注意して確認しましょう。
収入
最近は掲載されている収入を多く見せていることが多いですが、見るべきは基本給です。
基本給が収入の8割以下なら要注意。
残業時間
一応、時間外労働については月45時間以内にすることを国は推奨しています。正直求人票に記載されている残業時間通りになることは難しいので、できるだけ時間短めの会社を選ぶべきかなと思います。
おすすめは残業時間20時間以内。つまり1日1時間以内で残業する形ですね。
離職率
解説するまでもないかもですが、離職率が高いということは不満を持ちやすい労働環境だということです。離職率が3年間で15%以上、もしくは1年で25%以上だとかなり危険信号です。
有給取得率
人手不足だったり、従業員同士との引継ぎがうまくいっていない会社は間違いなく有給取得率は低いです。逆に有給取得率が高い場合、変な圧や暗黙の了解がないため、人間関係も良好なことが多いです。
平均年齢
平均年齢20代は一見新しく感じますが、要するに役職がつくまで働こうと思わない会社だということ。さらに制度や経営方針がふわっとしていることが多いので、本当にオススメしないのでよく確認してください。
福利厚生
交通費負担や保険についてなど、何も負担してくれない会社は意外と存在します。
求人票で確認する場合、規定ありなど書かれていると要注意です。
紹介文
アットホーム、やる気のみでOKなど、精神面しか書いてない場合があります。一見良さげですが、実際はそれしか書く内容がない場合がほとんどです。
どうしても応募したい場合は、面接時に具体的な仕事内容な雇用形態を聞いてみましょう。
口コミを確認する
求人サイトでは良いことしか書いていませんが、口コミサイトは実際に働いていた人のリアルな不満などが書かれていることが多いです。信用しすぎるべきではないですが、かなり的を得ています。
実際使っていましたが、的中していたので、参考程度に見ておくべきです。おすすめのサイトは以下に添付しておきます。
- OpenWork
- 転職会議
- Googleマップ
労働条件通知書を確認する
労働条件通知書とは、内定後に就業条件など確認できる書類のこと。
求人票だと意外と嘘を書いていることも多く、働き始めたら実際の就労条件と違うこともあります。ですが、労働条件通知書は嘘を書くことはないので、しっかり確認しましょう。
最悪、劣悪な就労条件だった場合は、その場で辞めてもOKです。
ホワイト企業探しの注意点
実際に僕が企業探しをしていた時期に「もっとこうしておけばよかったな〜」という部分があったので、共有しておこうと思います。
- 転職エージェントの紹介を全部受けようとしない
- 求人票を誤魔化している可能性あり
- 面接時、現場で働く人と話す
上記の通り。一つ一つ解説していきますね。
転職エージェントの紹介を全部受けようとしない
転職エージェントに登録されている方はわかるかもですが、毎日求人紹介のメールとか電話と来ることが多いですよね。ぶっちゃけ希望条件からズレている企業もかなり多いはず。
そもそも転職エージェントは「①紹介した応募者が内定獲得」「②最初に応募者へ企業紹介したエージェント」という条件で収益を得ています。そのため意地悪な言い方をすると、紹介した企業で内定さえとってくれれば稼げるから早く内定とってねって人ばかりなんですよね。
解決方法としては、希望条件に当てはまる会社のみ紹介してもらうか担当を変えるかです。希望すれば担当者を変えることは可能です。
仕事をしながら転職活動をする場合、転職エージェントはかなり役立ちますので、良い担当者に助けてもらいながら進めていきましょう。
求人票を誤魔化している可能性あり
大手求人サイトでも求人票の内容が違う場合はあります。
そのため全て鵜呑みにせず、気になることがあれば面接で聞くか「労働条件通知書」を見て確認しましょう。
面接時、現場で働く人と話す
実際に働こうと思うのは、会社でなく人です。どれだけ良い会社でも一緒に働く人が最低なら苦ですよね?会社は選べますが、人は選べません。
可能であれば面接でも実際に働いている人と話してみて「あ、この人とは上手く仕事していけないかも」と思えばそこは危険かもです。
人は悪い勘は意外と当たるものなので。。。
最後に:ホワイト企業でも辞めても良いです
最後に余談ですが、ぼくはホワイト企業で働いていても別に途中で辞めてもいいかなって思っています。
働く目的は人によって様々だと思いますが、少なくとも「この会社で働きたい」が目的の人は少ないはず。それはあくまでも手段ですよね。
要は会社と個人で利害の一致があるから一緒に働く、というのが雇用関係なのかなと思います。
会社で経験値を貯めつつ、個人で稼ぐ
個人で稼げるようになると、独立などはともかく、会社員としても高年収の人材として求められます。
個人で稼ぐ人はお金のフローも見えるので、会社にはすでに稼ぐ仕組みがあるので、労働力さえ増やせば稼げますが、個人で稼ぐことになると仕組み作りができないと稼げません。
そのため個人で稼げる人は企業が手から出るほど欲しくなる人材なので、どんどん挑戦して欲しいと思います。
まとめ
本日のまとめです。本記事では「ホワイト企業の見極め方」についてご紹介しました。
本日の内容
- ホワイト企業の定義は自分の考え方次第
- 求人票・口コミ・労働条件通知書を見極める
- ホワイト企業で稼ぐ経験値を貯める
企業の見極めはかなり面倒ですが、入社してから再度転職する手間よりは100倍はマシかと思うので、ぜひ参考にしてみてください!
まだ転職サイト・エージェントを登録していない方限定
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