- なんとなく職場を辞めたいけど、イマイチ踏み出せない
- 今の会社しか知らないから、退職するべき基準を知りたい
こんなお悩みにお答えします。
本記事の構成
- 1:現職場の内面を知らないと、あとで後悔する
- 2:辞めるべき会社の特徴(※ 危険度順に解説)
- 3:辞めるべき会社の特徴を知る方法は?
この記事を書いている僕は、コロナ渦の影響もあり、1年で3回転職をしました。
おかげさまで、転職すべき会社やブラック企業で実際に働いてみて
「あ、本当にこんな企業ってあるんだな、、、」
っていう経験を得ることができました。
今は「WEBディレクター兼広告プランナー」として働いていますが、実際に1年働いていますが、ふと感じたことがありました。
「この職場でずっと働く気になれないなぁ。」
「でもそんなに不満はないんだけどどうなんだろ?」
って感じです。
自分ごとで恐縮ではありますが、意外と皆さんも同じようなことを思い浮かんだことがあるのでは?と思いました。
そこで本記事では、「職場を辞めるべき基準」を見極める方法と、基準を知るための「具体的な実践法」をまとめてみようと思います。
実際に調べたものをまとめたものと、実際の経験談を書いた記事となります。
昼休憩でさっと読めるくらいの規模なので、気になる方はどうぞm(_ _)m
1:現職場の内面を知らないと、あとで後悔する
「現職場の内面」というのは、求人票に載っている会社情報でなく、「実際の企業事情」のことを言います。
具体的にみるべきは以下です。
- 実際の会社売上
- 実際の企業制度、福利厚生など
- 職場内の人間関係
僕が以前働いていたブラック企業だと、求人票とかなり違うことが書いており、
- 入社前 → 現実
- 月収30万円 → 月収15万円(※ 成果報酬制で前後する)
- 雇用契約 → 業務委託契約(※ 個人事業主として働くこと)
- 福利厚生完備 → 交通費すら自腹
- 人間関係 → クズ上司に「風邪でも働け」と強要
まだまだありますが、実際に働いてみるとこんなヤバイ企業だと知りませんでした。
逆も然りで、今働いている会社は人間関係も企業制度も整っているなど、
意外と気づいていない場合もあるので、自身の会社事情は知っておくべき。
避けるべきは、前の会社より悪い会社に転職すること
転職して1番後悔することは、「前の会社よりひどい会社に勤める」ことです。
それを避けるためには、企業分析をしつつ、自分の軸とマッチしているかを再確認することが大事です。
2:辞めるべき会社の特徴(※ 危険度順に解説)
ここからは以下の順番で解説してみます。
- その①:(危険度:強)今すぐ辞めるべき会社の特徴
- その②:(危険度:中)自分の軸とズレている会社の特徴
- その③:(危険度:弱)辞めなくても良い会社の特徴
その①:(危険度:強)今すぐ辞めるべき会社の特徴
実際にぼくが働いた企業の特徴も含んでますが、以下になります。
- 職場の人が増えたり、辞めたりが多い。
- 雇用契約を結ぼうとしない。
- 給料を支払わない。
- 人間環境、労働環境が悪すぎる。
- サービス残業、休日出勤が当たり前の空気を出してくる
- 会社側で一切の責任を取ろうとしない
こんな感じ。
実際に働きましたが、まじでクソなので即退職しましょう。
退職手順は以下の記事に詳しく記載しているので、参考にどうぞ。
続きを見る
参考退職理由はなんでもいい、生活できないくらいしんどいならこの手順をやってみてください
その②:(危険度:中)自分の軸とズレている会社の特徴
これを知るには、自己分析を先にする必要がありますが、先に特徴だけ書いておきますね。
■プライベート重視
→残業が少なめ
→有給は希望通り取得できる
■収入重視
→給料が高い
→ボーナス、昇給制度がある
■スキル重視
→経験を積む仕事ができている
→資格面の補助制度がある
■キャリア重視
→評価制度が具体的に決まっている
→人事制度が成果主義向き
例えば、自分の軸が「プライベート重視」なら
・残業が多くて、有給も取得しづらい
なら今の会社とあなたとは合っていませんよね?
こんな具合に、自分の重視している部分とのズレがあるなら、転職を検討しても良いと思います。
もちろん、それだけで転職すべきとは言いませんが。
しかし、自分が働いていて違和感があるなら一度環境を変えてみるのはアリだと思います。
その③:(危険度:弱)辞めなくても良い会社の特徴
要するにブラック企業の逆の特徴ですね。
- 一定水準ほどの給料がもらえる
- 福利厚生がちゃんとしている
- 残業短く、有給取得しやすいなど、休む時間への意識が高い
- 人間関係が良く、尊敬できる上司がいる
- 働きがいのある業務で日々の成長を感じる
こんな感じ。
ざっくりまとめましたが、上記に多く当てはまっているなら今すぐ辞める必要性はなさそう。
今ぼくが働いている企業も多く当てはまっていて「すぐに辞めてやろうこんな会社!!!」には至っていません。笑
それでもモヤモヤしているのは、もっと楽に働きたいから
人間って欲望がどんどん増えて、止まらない生き物なんですよね?
皆さんも経験があると思いますが、
- このテレビ画質最高だけど、、、もっと画面大きいのがほしいなあ…。
- 今カノすごくカワイイけど、、、もっと胸大きい子と付き合いたいなあ…。
- 今月給料すごく貰えたけど、、、もっと給料増やしてほしいなあ…。
こんな具合に、どんどん欲望って大きくなっていきませんか?
ここからは主観的意見ですが、
今の環境をガラッと変えるよりは、「他の場所に見学をしてみる」みたいな作業を取り入れてみるべきだと思う。
例えば、転職を考えているなら
- 転職エージェントにだけ登録してみる
- 転職経験者にアドバイスを聞いてみる
など、ちょっとした情報収集をしてから、行動してみるということです。
いきなり今の環境を手放して、別環境にチャレンジするのはリスクが大きいと思います。
なので、最初は「隣の芝生を覗き込む」程度に動いてから、プランを立ててくのが最適かなって感じです。
ちょっと余談でしたm(_ _)m
3:辞めるべき会社の特徴を知る方法は?
具体的に現職場の特徴を知るには、以下の通り。
- 方法①:他部署の同僚に話を聞いてみる
- 方法②:人事・経理課に社内制度を聞く機会をもらう
- 方法③:売上総利益を計算してみる
ハードルが低いものを挙げてみました。
というより自分自身がやったことを書いただけではありますが、解説していきますね。
方法①:他部署の同僚に話を聞いてみる
上司に会社の内情を聞くとか怖くてできませんよね?
ぼくは試してみようと思っても無理だったので、このやり方を実施しました。
聞くこととしては、
- ①:業務への説明は論理的なのか(※要は精神論で解決しようとしていないか)
- ②:残業、有給取得時の上司の反応
- ③:仕事への評価基準など
上記の感じです。
部署によってかなり労働環境が違うことがあるため、かなり有効だなと思いました。
なぜこの方法が良いかと言うと、
- 会社のことなど気にせず話せる人だから
- 不満を抱えている人なら具体的な理由を聞けるから
って具合です。
上司だと
「会社の評価を下げて、転職させないようにしないと、、、、」
なんてフィルターをかける場合もありますからね。
自分の知らない部分を知ることができるので、オススメ。
そこに自分の価値観と合わないことがあればそこで転職に踏み込むきっかけにもなりますよね。
方法②:人事・経理課に社内制度を聞く機会をもらう
意外ですが、人事・経理課の人たちは社内制度や社内事情など、めちゃくちゃ教えてくれます。まるで「歩く文春砲」です。
意外と開示的な人が多かっただけかもしれませんが、
基本的には会社の制度についてはきちんと話すのが常識だという認識の方が多かったからかもしれません。
逆に何も話してくれない場合は、むしろ黄色信号の可能性大です。
方法③:売上総利益を計算してみる
売上総利益とは、売上高(企業が稼いだ売上総額)から人件費などを抜いた金額のことです。
つまり「会社がどれだけ利益を出しているか」を確認して、会社の経営状況を知ることができます。
さすがに他部署の売上高など知るのは難しいですが、自分の部署内の売上高はわかるはずなので、そこから大体の予測をつけてみましょう。
そうすれば、
- 利益が少ない場合、、、しばらくボーナス、賞与も難しそうだな…。
- 利益が多い場合、、、、給料アップも期待大だから、もっと頑張ろう!
みたいな感じで、見極めできるかと思います。
まとめ:迷っているなら、早く見極めて行動すべき。
ざっくり本記事の内容をまとめておきます。
- 転職する前に、今の会社について知っておくべき
- 会社を辞める特徴を危険度別で説明
- 会社の内面を知るなら、オススメ3選
こんな感じ。
結論:動くなら早い方がいい
ここまで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
ただ以下の行動だけはダメです。
「とりあえず今の会社はなんとなくつまんない、、、よし、転職しよう」
これだと、勤め先に不満が出て、また転職を繰り返す転職常連組となる可能性しか感じません。笑
(「よし、京都に行こう。」みたいに軽い感じじゃ済まないので。)
なので、まずは
- 自分の勤め先について知る
- 自分の軸を考えてみる
から始めてみましょう。
それから転職をすると決めたのなら、転職エージェントとかに相談してみるのが1番手っ取り早いですね。
というわけで、今回は以上です。
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