こんにちは、にこです
※本記事は、Kindle Unlimitdで読めるおすすめ本の紹介記事になります。
今回読んだ本は『思考停止という病』です。
- ■新卒3年以内で仕事に違和感がある
- ■もっと生産性の高い仕事ができるようになりたい
こんな方におすすめです。
要約
本の要約はこんな感じ。
ポイント
- 思考停止せず、自分の頭で考えよう(※誰でも改善可能)
- 自分の頭で考える方法について
- 自分の人生は自分の考え,価値観で選択しよう
簡単に説明していきます
思考停止せず、自分の頭で考えよう(※誰でも改善可能)
結論から言うと、自分の頭で考えている人が少ない、ということ。
まず「思考停止」についての定義から。本書では「クリエイティブな思考を放棄している状態」という意味で定義されています。
例を挙げると
- 問題点を分析する
- 意思決定をする
- 仮説を立てる
など、問題解決時に行うような考えのことです。
では、なぜ自分の頭で考えている人が少ないかというと、それは「自分で考える訓練」をしていないからです。
特に日本だと「自分で考える訓練」をすることが極端に少ないようです。
例えば、入社して最初の頃は仕事を覚えるところから始まりますよね?そのため上司・先輩の言うことをキチンとこなして、仕事を進めていく感じ。
基本的に人の言うことを聞いておけば何とかなると思います。これって「何も考えるな。言うことさえ聞いておけばいいんだよ!」ってこと同じじゃないですか?
あと皆さんも経験あるかもですが、よく自分の考えで仕事してみろ、と言う上司がいて、実際にやると「勝手なことをするな!」ということありませんか?
どっちやねん、とツッコミたいところですが、つまり仕事をしていく中で「自分で考える」ということをしなくなってくるんです。
これが「自分で考える訓練」を失っていく典型例です。
自分の頭で考える方法について
では、次にどうすれば自分で考えれるようになるのか。
まとめると、以下の方法で自分で考える技術を身につけていく。
ポイント
- 常識を疑うことから始まる
- 問題意識を持つこと
- ゴールを設定すること
常識を疑うことから始まる
まず「常識」を疑うことが、自分で考える第一歩です。
そもそも常識は、何となくこーゆうものだよっていう思い込みに近いです。(そもそも誰が決めたのって話ですが)
本当に正しいのだろうか?
別のやり方ではダメなのだろうか?
どの視点から見て、常識となっているのだろうか?
という具合で思考してみるところから始まります。
問題意識を持つこと
思考停止してしまう原因は「問題がないから」つまり現状維持のままで良いと思うから。現状維持で良いなら何も考える必要はないですしね。
問題がないことは良いことですが、ない場合でも
- どうすればもっと良くなるのか?
- 変化する部分はないのか?
など、思考し続け取り組んでみましょう。
ゴールを設定すること
「問題意識を持つこと」と少し似てますね。
また筆者はゴールを設定する部分で「自分の価値観で決める」ことを強く主張しています。
なぜかというとゴール設定する際、他人の目線や価値観などを気にしてしまうから。
つまり自分の価値観でゴールを決めるようにすることです。
- 他人の評価など気にせず、判断すること
- 自分の興味のあることをやる
- 自分のやりたくないことはやらない
自分が興味を持ったことだからこそ、本気で取り組んでいくことができる。
他人の価値観を無視してゴールを決めることが、自分の頭で考える第一歩ということです。
自分の人生は自分の考え,価値観で選択しよう
本書で1番強調されていたのは、自分の価値観でゴールを決めること。
それは他人のゴールを目指す=思考停止になっていることと同じだからです。
例えば「教師になりたい」と思ったのが、「親も教師だから」「親の期待に応えないと」などの理由だった場合、これは他人が設定したゴールになります。
他人からの情報を参考にするのは良いですが、それをゴールにしてしまうこととは違います。
他人からのアドバイスや情報を疑い、考え続けることが思考停止しないために大事ことです。
感想・気づき
「思考停止」は学生、社会人になってからずっと気になっていた部分でした。
多分、以下に当てはまる人にはドキッとする内容だと思う。
- 他人の視線を気にして進路を決めていた
- 人に怒られないよう他人の言うことを忠実に守っていた
私もこの本を読んでから、一つ一つの行動、他者の意見に疑問を持つことを意識し始めるようになりました。
仕事を依頼された場合 → なぜこの依頼をしたのか、何を求めているのか
ブログを勧められた時 → なぜブログなのか、他に何か良い発信方法はないのか
まずは疑問を持つところから始めて、少しずつ実践してみることが重要です。
結果的にですが、仕事の方でも上司からの評価基準が上がり、次期リーダー候補に上っていたそうです。
まとめ
この本はKindle Unlimitedを登録すれば無料で読めます!