履歴書と職務経歴書の書き方がよくわからない。あと今まで書類選考に受かってこなかったから選考通過できる書き方が知りたい!
こんなお悩みにお答えします。
結論から言うと、書類を作るのは簡単です。
先に内容をまとめると以下の通り。
- 書類選考は最低ライン把握すれば合格可能
- 履歴書は足切りラインを見る書類
- 職務経歴書は能力値を見る書類
本記事では転職活動を通して超ホワイトなWEB系企業に転職したぼくが解説します。
それではいきましょう。
実際に筆者の利用サイト3選
- マイナビエージェント:20代の転職エージェントサポートNo.1、大手で求人数豊富なので登録だけでもOK
- DODAエージェントサービス:20代をはじめ様々な年代の方を転職サポートしており、経験豊富の納得感あり
- アサイン|20代ハイエンド層の転職エージェント:他社と違い、長期的なキャリアプランを踏まえて徹底サポート
履歴書と職務経歴書を見られる目的
結論は以下の通り。
企業の求める最低基準を超えているか確認すること。
すごくシンプルです。
また各書類の目的を見てみると、こんな感じ。
- 履歴書は企業の最低ラインを見極める
- 職務経歴書は能力値を見極める
要は上記を満たしておけば、書類選考は通過可能です。
また目的さえ理解しておけば書類を作ること自体は簡単なんです。
注意:企業側は書類をきちんと見ない
正直言うと、企業側は書類内容を端から端まで読んでいません…
なぜなら、企業側も売上を出すために必死なので、時間を割いてまで書類を読むことが難しいからです。
ではどうするか。
答え:目的を理解して「伝わる」ように書く
大事なのは「伝える」でなく「伝わる」ように書くことです。
企業が何を知りたいのかを理解して、意図通りに伝わるように書くことを実行すれば書類作成は簡単です。
超重要なのでもう一度書いておきます。
大事なのは「伝える」でなく「伝わる」ように書くことです。
おそらく覚えていただけたと思いますので、早速履歴書、職務経歴書を作っていきましょう。
履歴書の書き方【完全版】
改めて企業側が履歴書をみる目的を再度記載しておきます。
履歴書は足切りラインを見る書類
では今から解説を加えながら、履歴書を作っていきましょう。
履歴書の書き方4ステップ
- ①フォーマットをダウンロード
- ②基本情報(名前、住所など)を書く
- ③学歴・職歴を書く
- ④ニアミスがないか注意する
一つ一つ解説していきますね。
①フォーマットをダウンロード
まずは履歴書をダウンロードしましょう。
検索すれば色んなサイトから入手できますが、本記事ではdodaで無料提供している履歴書を使います。
②基本情報(名前、住所など)を書く
次に基本情報を記載します。
細かく書く必要はないかもですが、項目は以下の通り。
- 名前
- 住所
- 資格
- 備考(志望動機、自己PRなど)
こんな感じ。
③学歴、職歴を記載する
特に職歴は企業側が採点するうえで、一番マイナスポイントがないか見るポイントです。
主に見ているポイントは以下のとおり。
- 転職回数
- 退職理由
- 就労期間
- 業種・職種
- 離職期間(※有無も含め)
上記は内容を変えることができないため、転職回数、就労期間に関しては正直に書くしかありません。
しかし、退職理由・転職理由を職歴欄にきちんと記載すれば、企業側も理解しやすいですし、面接時も話をつなげやすくなります。
自分にマイナスポイントになりやすいと感じる部分は、しっかり理由を記載しておきましょう。
【重要】最後:減点箇所がないか確認する
最後に作成した履歴書に減点箇所がないか確認しましょう。一番重要なところです。
何度も言って申し訳ないですが、履歴書は"企業側の足切りラインを見極めること"が目的です。
また企業側も忙しいので、書類をきっちり読まずにざっくり読みます。
そのため、履歴書内で記載ミスがあると減点になりやすく、選考にも影響が出やすいからです。
単純ですが、結構重要なポイントです。
減点防止リスト
- 誤字脱字
- 写真の写り加減
- 学歴・職歴に記載漏れがないか
- 短期離職への理由を記載しているか
- 数字の全角・半角が統一されているか
チェックポイントをまとめましたので、最後に確認してください。
問題なければ、これで履歴書作成は完了です。
職務経歴書の書き方【完全版】
こちらも改めて企業側が職務経歴書をみる目的を再度記載しておきます。
職務経歴書は能力値を見極める書類
では今から解説を加えながら、履歴書を作っていきましょう。
職務経歴書の書き方5ステップ
- ①フォーマットをダウンロード
- ②基本情報を記載
- ③自己PRを書く
- ④志望動機を書く
- ⑤二アレスミスがないか確認する
一つ一つ解説していきます。
①フォーマットをダウンロード
では職務経歴書をダウンロードしましょう。今回はリクナビNEXTで提供されているものを利用します。
職歴の数によって書き方が変わってしまうかもですが、リクナビNEXTなら色々なテンプレートを使えるので、合わせて確認してみてください。
②基本情報を記載
各項目は以下のとおり。
- 記入年月日、名前
- 会社概要
- 職歴の要約、担当業務など
- 資格、技術力などのスキル面
- 自己PRや志望動機(※後ほど〇〇で解説)
特に職歴部分は「あなたがどんな仕事をして、スキルや姿勢は企業で活かせるか」を企業側は見ているので、しっかり深堀りして記載していきましょう。
③自己PRを書く
自己PRは書き方が難しいと思いますが、意図通りに書くなら下記に当てはまればOKです。
自社に売上貢献できるか
シンプルにこれだけです。またそれを伝えることができれば自己PRは何でもOKです。
自己PRを書くポイント2点
- 自分の強みを明確にする
- 過去の実績から、企業の業務に活かせるかを伝える
参考例だと以下のとおりです。
私の強みは前職での広告運用側のマーケティング経験です。
前職ではWEBマーケターとして、他社サービスをWEB広告を利用してプロモーションしていました。
そこで得たスキルは、ゴール設定から達成までの逆算力です。
具体的には、成果数を増やすために広告やLPを通して、できるだけ質の高いユーザーを送り込むことです。
デザイナーさんと協力し、さまざまなABテストを繰り返し検証していきながら、ユーザーの購入意欲を高める方法を模索し続けました。正解はもちろんありませんが、それ以上に考え続けることが大事なのだと実感しました。
WEB広告の運用業務は、WEB広告やLPなどのコンテンツの検証が必要であるため、制作側に回ったとしても貢献できると考えており、積極的にアイデアを出していきながら前職でのノウハウを活かしていきたいと考えております。
こんな感じです。参考までにどうぞ。
④志望動機を書く
志望動機を見る意図は以下のとおりです。
自社のことを理解しているのか
まずは志望する企業について詳しく調べる必要があります。
志望企業について調べるポイント2点
- 応募企業しか持っていない価値観
- 一番売上が高い事業、もしくは新規参入したい事業
また志望動機の書き方は、以下の記事で解説しているので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。
-
参考【転職】合格率が爆上がりする志望動機の作り方【難しく考えなくてOKです】
続きを見る
⑤二アレスミスがないか確認する
先ほどの履歴書の書き方編と同じですが、職務履歴書でも最後に記載漏れやミスがないか確認しておきましょう。
減点防止リスト
- 誤字脱字
- 写真の写り加減
- 学歴・職歴に記載漏れがないか
- 短期離職への理由を記載しているか
- 数字の全角・半角が統一されているか
よくある質問:履歴書・職務経歴書
就業期間が短い場合、悪い印象を与えない書き方はありますか?
なぜ就業期間が短くなったかをきちんと理由を書きましょう。
ただし注意点が一つ。
それは"転職理由に自分のキャリアビジョンと紐づいているか"です。
就業期間が短くなった理由を正直に書いた場合、企業側は「この人は、同じ理由でうちも辞めちゃうのかな?」と思われる可能性があります。
そのため、しっかりと辞めた理由が納得されるような内容を書く必要があります。
ちょっとイメージしづらいと思うので、参考例を添付しておきます。
前職はWEBディレクターとして、自身が企画したアイデアを制作側で形にしてもらえるワクワク感や、それをWEB広告運用で他社商品の売り上げに貢献できることに楽しさを覚えました。
しかし、それと同時に「自分で考えたアイデアやデザインを自分の手で作り上げたい!」という思いが強くなり、自分自身が制作をする側に携わる仕事がしたいと考えました。
そのため、私は前職を退職し、WEB制作の技術職を目指しております。
書き方の流れは「①前職と自分像のギャップの違い」「②転職をしてギャップ解消」というシンプルな文章です。
ご参考になれば幸いです。
履歴書に自分の希望年収や勤務先など書いてもいいですか?
あくまで僕の意見ですが、書かない方が良いと思います。
理由は、内定もとれていない内に交渉をはじめてしまうと、少なくとも企業側に良い印象を与えることはないからです。
例えると、マッチングアプリで実際に会っても居ない人へ「私の彼氏の希望年収は〇〇〇万円以上なんで、それ以外はいやです。」と言っているようなものです。
まだ相手に興味を持っていない人へ言われても全然良い気分には思えないですよね?
なので希望条件などは書く必要はないです。もし希望条件がある場合は、内定獲得後に交渉する方が良いですね。
まとめ:書類作成は簡単です【※まだの方は今すぐ本記事見て作成すべき】
本記事のまとめです。
- 書類選考は最低ライン把握すれば合格可能
- 履歴書は足切りラインを見る書類
- 職務経歴書は能力値を見る書類
本記事で紹介した内容に沿ってもらえれば、履歴書・職務経歴書は作成できたかたと思います。(※まだの人は今すぐ記事を読みながら作成しましょう)
正直、書類作成は面倒くさいため一度きちんと書いた方がぜったいに楽です。さくっと書いて応募企業へ送付しちゃいましょう。
では、本記事は以上となります。書類作成おつかれさまでした(^_-)-☆
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