こんにちは、ニコです。
本日はKindle unlimitedで読める本のご紹介記事となります。
先週『渋谷で働く社長の告白』という本を読みました。 サイバーエージェントの社長、藤田晋さんが書いた本です。
こんな方にオススメ
- 起業に興味がある方
- 自分の人生に不安がある方
- 会社を良くするためにどうすべきか迷っている
内容はこれまでの経営者人生についての歴史、どんな想いで仕事をしていたかを率直に伝えている、って感じですね。
ざっくり要約と主観的な感想をまとめましたので、参考程度に読んでもらえるとうれしいです。
要約
本書を要約してみるとこんな感じです。
- 平凡な人生にしないために行動する
- 事業内容は起業してから考えても問題なし
- 会社を成功させるのはビジネスモデルでなく、採用力
- 親友、恩人を裏切って1人になっても目標のためなら足を止めない
項目をざっくりですが、解説していきますね。
平凡な人生にしないために行動する
藤田さんは幼少の頃から将来に不安を感じており、平凡な一生で終わることに恐怖を感じていました。そこで環境を変えるために東京の大学を受験、同時に上京して行ったそうです。また大学時代から紆余曲折しながらも寝る間も惜しまず働いていたのだとか。
事業内容は起業してから考えても問題なし
起業することを決めたタイミングでは、事業の具体的な内容についてはほとんどノープランだったそうです。ただ藤田さんの場合、逆にゼロの状態からの方が、後戻りできないと覚悟が決まったみたいです。
それからは人材集め、商材決め、場所探しに奮闘して準備を進めていったそうです。
会社を成功させるのはビジネスモデルでなく、採用力
藤田さんは会社経営時、特に採用面に力を入れていました。なぜなら採用や社員のモチベーションの高さで競争力に差が出ると考えていたからです。
藤田さんは別会社では採用面でかなり才能があったそうで、様々なアイデアを駆使しながら意欲の高い新卒社員を雇っていたそうです。
実際にビジネスモデルを真似た後発会社にもかかわらず急成長を遂げた会社がありました。その会社も同じく採用する人を重視しており、後発にも関わらず他社を上回っていったそうです。
結論、人の力はすごいということですね。
親友、恩人を裏切り、周囲に非難されても目標のためなら足を止めない
本記事では細かく解説しませんが、経営者として成功するまで様々なことは当然あったそうです。
- 会社で良くしてくれた恩人を裏切ってしまう
- ビジネスを一緒に作ろうとした親友を裏切る
- 会社株が暴落して周りに非難され続けてメンタル壊れる
それでも藤田さんの目標であった「21世紀に残る会社を作る」のために必死に足掻いていったのです。
主観的な感想
またこの本を読んで個人的に学んだことは以下です。
- 信頼できる人を1人でも良いので見つける
- 今後の人生を楽したいなら、今からハードワークする
- 売上を生み出すなら「商品を売る」「商品を作る」を鍛える
少し解説していきますね。
信頼できる人を1人でも良いので見つける
具体的に言うと、「自分が1番言ってほしい言葉を言える人」を見つける、ということです。なぜなら信頼できる人の言葉こそ、心に響くし今後のモチベーションにつながるからです。
例えば、嫌いな上司にアドバイスをもらっても正直聞く気にもなりませんよね。逆に言えば信頼できる人の言葉は〇〇のようにスラスラと入ってくる。それと同じ。
信頼できる人は自然と思考も似ているので、良き理解者を見つけたいと思いました。
今後の人生を楽したいなら、今からハードワークする
藤田さんは大学生時代から朝から夜遅くまでずっと働いていたそうです。それは夢を叶えたいからという理由からですが、ぼくの場合は「旅をしながらのんびり生きる」という目標があります。
後々に楽な生活をしたいなら、今だけ必死に働くのが最短だと感じたので、引き続きハードワークしていきます。
売上を生み出すなら「商品を売る」「商品を作る」を鍛える
藤田さんの場合は、経営者になってから自社商品を売ることになり、「①商品を売る」「②商品を作る」ができる人材が揃っていたため、結果売上を伸ばしていけたそうです。ある意味、事業の根幹はこの2点なのだなって思いました。
あと商売を始めたいなら「商品を売る」つまり営業、マーケティングができれば、あとは他社商品を売っていけばまずは売上を作れますね。まずは売る力を身につけるべきですね。
本日は以上です。経営者を目指す人、単純に会社員として働いている人、どちらの方にも仕事の価値観や考え方へ響く内容となっていますので、ぜひ読んでみてください。